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リレンザってむせないの?服用方法は安全なの?

鼻をかんでいる女性

抗インフルエンザ薬の一つであるリレンザは、薬剤の成分であるザナミビルが生物学的利用能が低く、経口投与が難しいことから、吸入薬としてつくられています。

そのため、錠剤やシロップ剤としてつくられている他の抗インフルエンザ薬より薬剤の摂取には慣れを要します。

リレンザは、吸入器のカバーを取り外し、円盤型になっているアルミシートをトレイにはめ込み、その後フタを垂直に起こしてアルミシートの凸部(ブリスター)を破って薬剤を吸入します。
使用するのは1回につき2ブリスターで、治療を目的としてザナミビルを取り込む場合は1日2回、予防が目的であれば1日1回薬剤を取り込みます。
吸入薬を体内に取り込む際に不安な点の一つに、吸入中にむせてしまわないかという点がありますが、ゆっくりかつ深く吸い込み、その後2秒前後息を止めるだけで、むせることなく薬剤をすべて体内に入れることができるので、ストローでドリンクを飲む時のように勢い良く吸い込む必要はありません。

リレンザの製造元が作成している文書によると、リレンザは強く吸い込んだり、吸入後に息を止める時間を長くしすぎると、失神したり、めまいや意識の低下などといったショック症状が起きるおそれがあります。
仮に吸引後に具合が悪くなった場合はしばらく安静にして、回復しない場合は病院に行って医師の診断を受けましょう。

また、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などといった慢性の呼吸器疾患にかかっている人は、より慎重にリレンザを使用する必要があります。
これは、薬剤を吸入することで気管支痙攣を引き起こすおそれがあるためです。
慢性呼吸器疾患の患者は、手が届く範囲に短時間で気管支を拡張させられる薬があることを確認してからリレンザを使うようにしましょう。

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